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【告知】地元歯科医の遺作展示
癒しや安らぎを与える絵画などのアート作品。今、病院でアートの力に注目が集まっているのをご存知ですか?
病院におけるアート=ホスピタルアートの先進国であるスウェーデンでは、「人は誰しも文化的に最低限保証された生活を送る権利がある」との考えから、公共建築を新築・改築する際は、全体予算の最低1%をアートに充てることが法律で定められています。
この度、川崎市にある第二川崎幸クリニックさんではこの考えに共感して、地域や病院に縁あるアート作品を展示するオープンギャラリーを開設されました。
記念すべき第一回(2016年10月5日〜11月2日)は、川崎市の歯科医師でもあり画家でもあった森田民雄氏の遺作展を開催。
「盛りなりマチス」
「ブルー・クレマチス」
「黄色い薔薇」
オープンギャラリー内観
<作家プロフィール>
森田民雄氏。大正12年10月1日生まれ、山梨県出身。昭和26年より川崎市幸区南幸町に居住、昭和30年より川崎市川崎区砂子に歯科医院を開業。リタイア後、70歳を過ぎて絵を描き始める。平成22年に日美絵画展で「国際文化カレッジ賞」を受賞。趣味の絵画とピアノを続け、亡くなるまで元気に過ごした。平成26年3月没享年90歳。
今後も、さまざまなアート作品を展示する予定とのことで、通院がより心安らぐ時間となるような試みにこれからも期待しています。
【DATA】
第二川崎幸クリニック
住所:神奈川県川崎市幸区都町39-1
アクセス:JR川崎駅西口、京浜急行川崎駅より徒歩15分。シャトルバス運行。
http://saiwaicl-2.jp