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インタビュー

猪谷千春さん(国際オリンピック委員会 名誉委員)

1956年のコルティナダンペッツォオリンピックのスキー男子回転で、日本人として初めての銀メダルを獲得。その後もアスリート、ビジネスマンとしてトップを駆け抜け、80歳代の現在もエネルギッシュに活動されている猪谷さんに、健康の秘訣や人生哲学について伺いました。(2015年春号掲載)

猪谷千春さん

1931年(昭和6年)5月20日、北海道・国後島出身。日本スキーの草分けである両親の指導のもと、2歳からスキーの英才教育を受ける。1956年冬季オリンピック、コルティナ・ダンペッツォ大会においてスキー男子回転で銀メダルを獲得。アルペン競技においてヨーロッパ人以外で初、また冬季五輪において日本人初のメダルとなる。その後、米国ダートマス大学卒業、AIU保険会社代表取締役、同社名誉会長を務め、スポーツ界においては国際スキー連盟委員、国際オリンピック委員会副会長など様々な要職を歴任。現在も東京都スキー連盟会長、日本障害者スキー連盟会長、国際オリンピック委員会名誉委員として活躍中。2020年東京オリンピック誘致の際も奔走している。80歳代を迎えてなお、スキー、ゴルフもこなすアクティブライフを満喫中。

◎夫婦二人三脚での健康づくり

東京都スキー連盟の会長として冬期は頻繁に各地のスキー場に駆けつけ、国際オリンピック委員会の名誉委員としてヨーロッパでの会議にも出席。現在も多忙な日々を送っていらっしゃいますが、健康づくりはどのようにされていますか?

ワイフがいつも健康に気を遣った食事を考えてくれていますね。野菜中心です。水素水やミトコンドリア、ユーグレナ、こんぶエキスのフコイダンなどサプリメントも摂っています。

運動も軽くですが続けていますよ。柔軟体操を多少と、自宅近くの隅田川沿いの散歩を週に2〜3回。1回にだいたい4キロくらい歩きますね。スキーは今でもやりますし、ゴルフも好きで、時々コースにも出ています。若いときにさんざん鍛えた筋肉も、今は脂肪になってお腹についてしまっているので(笑)健康づくりは続けないといけませんね。

◎文武両道が日本の未来のカギ

バランス感覚を養うために丸太の橋を毎日渡り、雪山でスキーの練習を積む…アニメ「巨人の星」さながらの訓練の日々でも、決して勉強も怠らなかった幼少期。その積み重ねが基礎となり、アスリートとしてもビジネスマンとしても上を目指して活躍できたと語る猪谷さん。今の子ども達をどう感じますか?

最近は運動をやめて勉強一本に絞るご家庭が多いようですが、子どもたちの基礎体力が落ちていることが心配です。体力テストの記録も年々下がっていますよね。昔から“文武両道”と言われるように、私の経験からも、勉強と運動は両立して始めて力を発揮できると思うんです。人生に勝つための技とでも言いましょうか。大変なことかもしれませんが、未来の日本をつくる若い方たちに頑張ってもらいたいです。

50歳を過ぎてからは、それまでに培った体力をタマネギの皮を一枚ずつ剥がすように使っていくだけ。将来活躍するための基礎として、子どものうちから体を鍛えて大きなタマネギを作っておいて欲しいですね。50歳を過ぎた祖父母世代から是非、若い世代に伝えてください。

 

猪谷千春さんの
アクティブライフをつくる「こだわり」

猪谷千春さん

街でもOK! ゴルフウエア

大好きなゴルフの時はもちろん、街にも着て行けるゴルフウエアファッションが気に入っています。色が豊富で、気分に合わせて選べるところも良いですね。ワイフに選んでもらうことも多いけれど(笑)

猪谷千春さん

朝の定番! 奥様特製サラダ

私は「馬草(うまぐさ)」と呼んでいます(笑)13種類の野菜にレモン、オリーブオイル、ニンニクジャムを混ぜたドレッシングをかけて。塩分はちりめんじゃこ。これにパン一切れと納豆を。毎朝の定番メニューです。

猪谷千春さん

万が一のために!

自分の身を守るために最低限必要なもの=「スマートフォンのバッテリー」「普段飲んでいる高血圧の薬4日分」を、いつもポケットに入れて持ち歩いています。東日本大震災以来、このアイテムは手放しません。


投稿日:2016年10月7日 | カテゴリー:読みもの