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インタビュー

ナポレオンズ ボナ植木さん(マジシャン)

マジシャンとして活躍する一方で、小説や腹話術にも挑戦。常に進化し続けるそのココロを伺いました。(2014年春号掲載)

ボナ植木さん

1952年、東京・錦糸町生まれ。パルト小石とコンビを組む「ナポレオンズ」ではコミカルなマジックで不動の人気をキープ。近年はソロ活動として、ジャズとマジックを融合した「ジャマライブ」や、オブサンズ・ジャズ・オーケストラのライブに出演している。

新・手品師の裏側 http://napobona.sakura.ne.jp/
オブサンズ・ジャズ・オーケストラ http://www.obsounds-bb.jp

◎7キロのダイエットは日課のたまもの

植木さん行きつけのビストロでのインタビュー。フランスワインが並ぶ洒落た雰囲気が、とてもお似合いです。

「お酒は好きですね。でも最近はできるだけセーブしているつもり。実は10年前は今より7キロも太っていて、不整脈にも悩まされていたんです。顔も今よりぽっちゃりしてました」

それが今ではすっかりスリムに。どんなことを?「テレビの健康番組で見た呼吸筋ストレッチに腹筋、ダンベルを日課にして、カイロプラクティックも定期的に受けてます。あとは歩くことですね」続けることが大切です、と語る植木さん。毎日の体調もパソコンに記録してコントロールしているそうです。「そんなわけで今じゃすっかり健康的! 若い頃は朝まで飲んでいたこと
もあったけど、今は夜9時くらいで眠くなっちゃう(笑)」

◎50歳を過ぎて新たな芸にチャレンジ

「50歳をすぎた頃から新しいことを始めたくなって…『個』を出してみたくなったと言うのかな。うちの近所にあるジャズバーで、ジャズとマジックを織り交ぜたライブを始めたんです。そこで新しいマジックを試すんですが、結果、それがナポレオンズのライブに還元されているんですけれどね」

最近はマジックになんと腹話術を導入。可愛い相棒は「クマゴロー」。ジャズも歌えるメンタリストです。「こんなこと、誰も考えないでしょ? いっこく堂さんからもアドバイスをもらいました。『腹話術って本来、口は動いてもいいんですよ』って(笑)」

ベテランでありながらチャレンジを忘れない植木さん。今後の展望をうかがうと、意外な答えが。「マジックの世界はとても広い。まだまだ極められてないですね。ゴルフで言うと、まだグリーンにも乗っていなくて、ずーっとあちこちのバンカーを行ったり来たりしている感じ(笑)目標は、山の向こうにあっても見えていないものだと思うので、だからこそ進まなきゃ! と思っています」

ボナ植木さんの
アクティブライフをつくる「衣・食・住」

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【衣】服の基本は黒!

マジシャンが黒を着るのは、品物を際だたせるため。トランプやハンカチが目立つでしょ? 普段もその延長で黒を着ます。選ぶのにストレスたまらないし、誰かがプレゼントをくれるとき、私の姿を思い浮かべやすいでしょ(笑)

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【食】毎朝の卵は必須!

卵は毎朝必ず食べます。カップの中で箸でといて、昨日の残りがあれば入れます。写真はアスパラガスで、味付けはポン酢。ラップして500W、1分10秒くらいでふんわりできあがり。あとはコーヒー、バナナ半分とヨーグルト。

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【住】手品師の整理術!

マジック道具などは、PCにデータ入力して必要なときに検索できるように管理しています。我が家には書斎がないので、ノートPCであちこち移動して仕事をします。私のHPに「整理術」というコーナーがありますよ。

投稿日:2016年5月19日 | カテゴリー:読みもの